
- 2018.03.16 UP
- 【開催報告】次世代リーダーズキャンプ 2018キックオフ会
- 3月7日(水)恵比寿にて、次世代リーダーズキャンプ キックオフ会を開催いたしました。 2017のキャンプ参加者と2018参加予定者、更には2
「次世代リーダーズキャンプ2017」では、次世代の日本を担う若手経営者30名が滋賀県高島市「くつきの森」に一同に会します。プログラムを通じ、次世代リーダーとして活躍していくために必要な学びや、同志との出会いを参加者に提供することで、20年後の日本を牽引していくリーダー人材の育成に貢献して参ります。
半世紀にわたり青少年育成に力を注いできたアサヒキャンプの全面協力の元、単なる研修合宿ではなく、自然との共生、青少年育成の必要性についても気づきが得られるプログラム。
「くつきの森」の大自然の魅力を余すことなく堪能してもらうことで、第2、第3の故郷として、以後も定期的に参加者が高島市を訪れるような導線作りも心がけます。また、この度のイベントの収益金はアサヒキャンプへ寄付をし、参加者各々の中で社会貢献活動への理解と行動を促す場とできればと考えております。
「アサヒキャンプ」は、1953年に奈良県・生駒山に開設され、2012年に60周年を迎えました。日本で最初に始めた「教育組織キャンプ」として一般のこどもたち、青少年とともに、ハンディキャップを持つこどもたちのキャンプを実施してきており、その成果は高く評価されています。
当時、戦後間もない頃とあって、物資も設備もなく環境も整わないなか、朝日新聞厚生文化事業団が主管し、生駒山上のグライダー発着場後の滑走路や格納庫を使って、日本の草分けとなるキャンプが始められました。その後、三重県・伊勢志摩の海のアサヒ志摩キャンプセンター、滋賀県高島郡朽木村(現・高島市)の森のアサヒキャンプ朽木村に場を移します。2003年、朝日新聞厚生文化事業団がアサヒキャンプ事業を撤退した後も、アサヒキャンプカウンセラーのOBOGたちが引き続き、現役を支え運営を継続してきました。
モットーである「創造と協同」の理念の下で、脈々と組織キャンプの使命を引き継ぎながら、アサヒキャンプ活動に参加した大学生ボランティア(キャンプカウンセラー)は800人以上に及び、親子2代でカウンセラーになったり卒業したカウンセラー同士で結婚したり、その子たちがまたキャンプに参加したりと今や大きなファミリーとなっています。
アサヒキャンプでは、施設のこどもたちのキャンプも実施するなど、困っているこどもたちへのサポートキャンプにも注力してきています。現在もサポートキャンプは毎年企画しており、今回の次世代リーダーキャンプでのご支援もアサヒキャンプのこのような活動に役立てさせていただきます。
森林公園「くつきの森」は、滋賀県高島市朽木麻生(あそう)の標高約200mから400mに位置する約150haの森林で、かつてのホトラ山や針葉樹の人工林が大部分を占める自然豊かな森を形成しています。朽木は古来若狭小浜から京都を結ぶ通称「鯖街道」の要所にあります。若狭で水揚げされた鯖を塩漬けにして丸1日をかけて鯖を京都へ運んだとの事。この鯖由来が京都の鯖寿司として有名で朽木、鯖街道でも沢山の鯖寿司のお店が軒を並べています。
また、朽木は「織田信長の朽木越え」でも歴史に名を残しています。1570年織田信長は敵対する朝倉氏を攻めるために秀吉、家康を率いて京都から坂本、安曇川を通過して朝倉氏を討伐に向かい、戦果をあげましたが、妹婿であった浅井長政が朝倉氏に付き、朝倉、浅井の挟み討ちにあったため、急遽京都への撤退を決断しましたが、その撤退に朽木街道を使い、朽木領主の朽木元綱が援護をした故事が有名です。この時織田信長が褒美として与えた鹿皮製のはかまが残っています。
この朽木に1979年「朽木・自然研究所」朝日の森が開設され森と人との良い関係、森林保全の研究とアサヒキャンプ等の野外活動が進められましたが、2003年朝日の森が閉鎖され、高島市へ引き継がれ、現在は市民が森の恵みを体験し保全の大切さを学ぶ場として活用されています。
くつきの森ではアサヒキャンプの活動の他、「森の子キャンプ」「森と山の塾」「森の感謝祭」などの各種イベントが実施されています。また、団体での利用も盛んで社員研修に里山整備を取り入れている企業もあります。
京阪神から1時間半余りなところに、このような雄大な自然が残されており、森林保全と人間の融合等、人間本来の姿を取り戻すことが出来る貴重な自然、財産として大切にしていきたいと実感しています。
「次世代リーダーズキャンプ2017」は、滋賀県朽木の森を舞台に全国から集まった次世代リーダー30名により実施されます。
携帯電話の電波も入らないほどの大自然に囲まれた朽木の森を舞台に、大自然に触れながら、次世代リーダーとしての在り方、自身が今後目指すべきビジョンについて改めて考える機会を提供いたします。素晴らしい先達を特別ゲストに迎え、目線の高い同士とともに過ごす2日間は、日常では得難い貴重な機会となることでしょう。
当日は、キャンプリーダーの指揮の元、講義やグループワークを中心にプログラムが進みます。2日間を通じて、「次世代リーダーとは?次世代リーダーになるために何が必要なのか」について考え、最終の講義において自分なりの次世代リーダー像を描き、自身が次世代リーダーとなるためにコミットメント(宣言)をしていただきます。
将来、この朽木の森から、業界、次代を担うリーダーが生まれたとなることを目指して、切磋琢磨してまいりたいと考えています。
日時 | 2017年9月9日(土)10日(日) 13時 開講 |
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場所 | 滋賀県高島市朽木麻生443 森林公園くつきの森 やまね館 |
会費 | 100,000円(税込) 1泊3食、研修参加費、NPO法人アサヒキャンプへの賛助会員入会及び寄付金代込み |
対象 | 次世代リーダーを志すビジネスパーソン |
募集人数 | 30名 |
備考 | 下記フォーム、またはFAXにてお申込み下さい。 「次世代リーダーズキャンプ」はアサヒキャンプの活動を応援しております。つきましては、「次世代リーダーズキャンプ」へお申し込みいただいた方は、アサヒキャンプの主旨にご賛同いただいたものと見なし自動的にアサヒキャンプの賛助会員となります。つきましては次世代リーダーキャンプのお申し込みは、アサヒキャンプの賛助会員の申し込みを兼ねたものとさせていただきます。 |
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