次世代リーダーズキャンプ

事務局からのお知らせ

2019.09.05 UP

事務局長からのご挨拶

次世代リーダーズキャンプの事務局長を務めております藤村雄志です。

 

特別講師として参加をいただきます新将命先生に師事して10年。先生からは「人生には三人のメンターを持ちなさい」と常日頃からアドバイスをいただいておりますが、新 将命先生からご縁をいただきました竹岡 哲朗実行委員長と二人三脚でスタートした本企画も3年目を迎え、新 将命先生、竹岡 哲朗実行委員長という二人のメンターご協力の元、今年は、生まれ育った宇部市でのキャンプの開催を迎えることとなりました。

私自身は15年ほど前に独立をし、ベンチャー企業支援、シンクタンク運営、地方創生事業を生業として参りました。事業全体のコンセプトを、「人をつくる人を創る」とし、事業活動を通じて次世代を担う人財輩出を志しております。次世代リーダーズキャンプは、私たちの会社としての社会貢献活動として、実行委員会方式での開催、また収益金の一部はNPO法人に寄付をするという形式にて運営をしております企画になります。

 

「次世代リーダー」と言葉で表しますと、年齢的に若手であることが前提にあるように捉えられることもありますが、私たちが考える「次世代リーダー」とは、「次世代の社会に生きる全ての人の幸せと真剣に向き合い事業活動を通じ一歩でも社会をより良い方向に導いくべく行動ができる人財」と定義をしています。従って、次世代を担おうではないかという志を持った人は、年齢も性別も国籍も関係なく、全て「次世代リーダー」であると考えています。また、「次世代リーダー」とは、「明日は檜になろう」という志を持った翌檜(あすなろ)の木であるとも言えます。一本の木では天災で折れてしまうかもしれませんが、翌檜の木が集まり森となり、いずれそれが檜の森になれば、社会に大きなインパクトを与えられるのではないか。そのような想いから、年に一度の「次世代リーダー」の祭典として次世代リーダーキャンプを運営させていただいております。

 

今回のキャンプの見所は大きく分けると下記の3つです。

①経営の原理原則、次世代リーダーが持つべき倫理観とは何かを学ぶ
松尾芭蕉の有名な言葉に不易流行がありますが、次世代リーダーとしての不易の部分を、新将命先生から経営の原理原則として学び、また今後の時代において一番経営者に求められる倫理観を蒲 俊郎先生より学びます。

②今後の社会がどうなるの大局観。Society5.0時代の在り方について学ぶ
前総務省大臣官房統括審議官の山崎 俊已先生に講義をいただきます。第4次産業革命がもたらすSociety5.0時代の社会の変化についてをお話いただきます。①で学ぶ「不易」を軸におきながらも、より大きな枠組みでの社会の流れ、すなわち「流行」をつかんだ上で、次世代リーダーとしてのあるべき姿を皆さまと一緒に考えていければと思います。

③次世代リーダーとして地方創生・SDGsにどのように貢献するのかを学ぶ
事業活動を通じて社会を良くするというのは、極めてシンプルで納得感のある原則でありますが、ここ数十年の経済の枠組みの中で、スキル偏重、短絡的な自利のための行動原理が強くなってきていることに危機感を抱いています。2014年にスタートした地方創生の動きも5年目を迎えます。地方が持続しなければ社会は持続していきません。
そのような背景の中、次世代リーダーとして、地域の課題に対してどのような貢献ができるのかといった観点を宇部市の取り組みを通じて学ぶことも今回の大きな目玉として設定しております。久保田 后子宇部市長には2日間に渡ってプログラムに参加をいただく予定をしております。今回のキャンプがきっかけで、宇部市にとっても価値ある出会いが生まれればと思います。

 

最後になりますが、私が大好きな言葉のうちに、下記の言葉があります。

「教えるとは、希望を語ること。学ぶとは、誠実を胸に刻むこと。」

今回の次世代リーダーズキャンプには、全国から100名近い同士が集まってまいります。
共に学び共に教えあいながら、希望を共有できる機会にできれば主催者としてこれ以上の幸せはありません。

開催にあたりまして、ご支援いただきました全ての皆様に感謝を込めて。

 

 

次世代リーダーズキャンプ実行委員会
事務局長 藤村 雄志

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